National SemiconductorJapan News Release




ナショナル セミコンダクター 高いエネルギー効率を実現したPowerWise®ラインナップの高速アンプを発売 業界最高の性能を最も低い消費電力で提供

アンプとADC、クロック・コンディショナおよびパワーマネジメントICの 最適な組み合わせを実現した3種のリファレンス・デザイン・ボードを ワイヤレス・インフラ、試験/計測機器、軍用および航空宇宙アプリケーション向けに投入

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2007年9月25日

ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(本社:東京都江東区木場2丁目17番16号、代表取締役ユーゲン・ヘルト、資本金:42億750万円)は、エネルギー効率が高く、通信、試験、計測器、軍用および航空宇宙などの幅広いアプリケーションに最適な高速差動アンプの新製品3品目を発売したと発表しました。新製品は、エネルギー効率の高いPowerWise®アナログIC製品ラインナップの一部として、性能に対して優れた電力効率を提供します。PowerWise製品ラインナップの確立は、ナショナルのエネルギー効率の向上に寄与する製品に対する注力を示すものです。

3つの新製品のうち、LMH6552は、112mWという業界で最も低い消費電力で、業界最高の1.5GHzの帯域幅を提供する電流帰還型差動アンプです。競合製品に比べて電力損失を44パーセント低減します。また、デジタル制御可変ゲイン・アンプ(DVGA)のLMH6515は、WCDMA、GSMおよびWiMAXレシーバ・シグナルパス向けに、8dBの優れたノイズ・フィギュアと70MHz時に40dBmの3次出力インタセプト・ポイント(OIP3)を、競合製品に比べて20パーセント低い消費電力で提供します。LMH6555は、競合ソリューションに比べて消費電力を半分未満に抑えた、8ビットの3GSPSデータ・アクイジション・システムを可能にします。

ナショナルは、システム設計者がすぐにシステム開発に着手し、迅速に設計を行うことのできるアナログ・シグナルパス・ソリューションを提供してきました。その一環として発売したのが、今回の新しい高速アンプLMH6552、LMH6515およびLMH6555です。さらに、これらのアンプとナショナルのADC(アナログ/デジタル・コンバータ)、クロック・コンディショナおよびパワーマネジメントICとの最適な組み合わせによるソリューションを実現した、3種のリファレンス・デザイン・ボードも提供します。用途はWiMAXおよび2G/3Gマルチバンド・ワイヤレス基地局、次世代高速通信システム、試験/計測機器、軍用および航空宇宙アプリケーションで使われる高速通信システムです。各リファレンス・デザイン・ボードは、アナログ・シグナルパス全体にわたって高速シグナル・コンディショニング/プロセッシングのマネジメントを行うため、消費電力と性能を最適化しています。これらのボードをサポートするため、ナショナルのWaveVisionハードウェア/ソフトウェアのほか、各種のアプリケーション仕様、回路図、部品リスト(BOM)およびレイアウト・ガイドラインも提供されます。

LMH6552 1.5GHz電流帰還型差動アンプの主な特長
LMH6552差動アンプは、特許申請中のナショナル独自の回路を内蔵しており、帯域幅や高調波歪み、出力ノイズ特性の面で妥協することなく、高ゲイン動作を提供します。複数のゲイン段が不要で、部品点数およびシステムの消費電力を低減します。LMH6552はまた、1.5GHzの広い帯域幅と、450MHz時に業界をリードする0.1dBのゲイン・フラットネスを提供します。20MHz時に-90dBc、70MHz時に-74dBcの低いTHD(全高調波歪み)と、1.1nV/√Hz(ナノボルト/ルートヘルツ)の優れたノイズ特性により、最大70MHzまでの周波数で14ビットADCを駆動可能です。LMH6552は、差動入力‐差動出力またはシングルエンド入力‐差動出力のどちらかのゲイン・ブロックとして構成可能です。さらに、入力部はAC結合またはDC結合が可能で、通信システムや高速データ・アクイジション・フロントエンドなど、多様なアプリケーションに適しています。LMH6552は、8ピンのSOICパッケージおよび小型の8ピン・サーマル・エンハンストLLP®パッケージで提供されます。

LMH6515デジタル制御可変ゲイン・アンプ(DVGA)の主な特長
LMH6515 DVGAは、IFサンプリング・アプリケーションのシグナルパスのダイナミック・レンジを最大化します。高いリニアリティとともに、70MHz時に40dBmのOIP3と、低ノイズを特長とし、ブロードバンドとナローバンド両方のレシーバ・パスに最適です。ノイズ・フィギュアは8dB、消費電力はわずか100mA、電源電圧は5Vです。4mm x 4mmの16ピンLLPパッケージの採用により、設計がシンプルで、ディスクリートのアッテネータとアンプを使用した場合に比べて、基板スペースを75パーセント以上低減できます。レシーバ・アプリケーションに使用する場合、LMH6515は、600MHz(-3dB)帯域幅で最大26dBのゲインおよび31dBの広いゲイン調整範囲を提供します。誤差0.05dB以内の高精度で1dB刻みのゲイン調整が可能で、通信システムのダイナミック・レンジ性能を高めます。精度が高いため、シグナルパス内の他のブロックとの正確なバランスを取ることができます。

LMH6555差動ドライバの主な特長
LMH6555は、入力周波数が最大750 MHzまでのDC結合の8ビット・データ・アクイジション・アプリケーションに最適な、業界で唯一の差動ドライバです。750MHz 時に業界をリードする53dBのSFDR特性を提供し、出力クランピング、コモンモード制御およびゲインのための外付け回路は不要です。13.7dBの固定ゲインと 1.2GHzの広い帯域幅を提供し、シングルエンド信号を差動信号に変換します。LMH6555はまた、330MHz時に0.5dBのゲイン・フラットネス、3.3V時に15dBのノイズ・フィギュアを提供します。第2次、第3次高調波歪みは、750MHz時にそれぞれ-53dBcと-54dBcを実現しています。これらはすべて、DC結合のオシロスコープやデータ・アクイジション・システムに不可欠な要素です。ユニークなアーキテクチャにより、完全差動ドライバまたはシングルエンド‐差動コンバータとして動作可能です。高いリニアリティ、100Ω差動負荷ドライブ機能を提供し、ADC入力のオーバードライブ防止を保証しているため、ナショナルの超高速ADCの駆動に最適です。LMH6555は、16ピンのLLPパッケージで提供されます。

低IFレシーバ・リファレンス・デザイン・ボードADC14DS105KARB
ADC14DS105KARBは、DCから40MHzの信号周波数に対する直交の直接変換またはNear-Zero IFレシーバの即時評価を可能にするため、LMH6552差動ドライバのペアとデュアルADCを利用した、低IFレシーバ・サブシステム・リファレンス・デザイン・ボードです。このレシーバ・アーキテクチャは、WiMAXおよびWCDMAレシーバ・システムで一般的に使用されています。入力帯域幅1GHzのADCと1.5GHzの差動アンプ・ゲイン段により、最大40MHzまでの入力信号に対して、73.3dBFS(デシベル・フルスケール)という大きい信号対ノイズ比(SNR)と、85dBFSを超えるスプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)が可能になります。このボードは、LMH6552のほか、ナショナルのシリアルLVDS(小振幅差動信号)出力付き、低歪み、低ノイズのデュアル14ビット105MSPS(メガサンプル/秒)A/DコンバータADC14DS105、低ジッタのクロック・コンディショナLMK02000と、複数のエネルギー効率の高いパワーマネジメントICで構成されています。

高IFレシーバ・リファレンス・デザイン・ボードADC14V155KDRB
ADC14V155KDRBは、高いダイナミック・レンジのIFサンプリング・アプリケーションの即時評価を行うための高IFレシーバ・リファレンス・デザイン・ボードで、LMH6515 DVGAとADCを搭載しています。ワイヤレス・インフラ・システムや周波数領域アナライザでの可変ゲインIF信号増幅やデジタル変換を行います。このフレキシブルなサブシステムは、最大240MHzまでの入力信号周波数に対して優れた感度を提供します。入力周波数169MHz時に、72dBFSの小信号SNR、90dBFS より高いSFDRを実現しています。さらに、入力周波数169MHz時の大信号SNR は68.3dBFS、SFDRは77dBFSです。このボードは、LMH6515のほか、ナショナルのデュアル・データ・レート(DDR)パラレルLVDS出力付き14ビット155MSPS A/DコンバータADC14V155、100Hzから20MHzのインテグレーション帯域幅にわたって190fs(フェムト秒)のジッタ特性を提供する、VCO(電圧制御オシレータ)内蔵の低ジッタの高精度クロック・コンディショナLMK03001Cと、複数のエネルギー効率の高いパワーマネジメントICで構成されています。

8ビット、3GSPSデータ・アクイジション・リファレンス・デザイン・ボードADC083000RB
ADC083000RBは、LMH6555高速差動ドライバとADCを搭載した、8ビットの3GSPS (ギガサンプル/秒) データ・アクイジション・リファレンス・デザイン・ボードで、試験/計測機器、軍用および航空宇宙アプリケーションに使用される超高速通信システムに向けたLMH6555とADCの即時評価を行うことができます。このサブシステムは、AC結合またはDC結合のアナログ入力信号を受信し、ADCのデジタル出力をFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)内へキャプチャします。キャプチャされたデータは、USB2.0接続によってWindows PC上で、ナショナルのWaveVisionソフトウェアを使って解析することができます。このリファレンス・ボードは、3GSPSで動作し、AC結合の通信アプリケーションで信号周波数が1.4GHzまでの場合に、7.0 を超えるENOB (有効ビット数) と53.5dBのSFDRを達成します。このボードは、LMH6555のほか、競合するADC製品に比べて消費電力を半分未満(1.9W)に低減したナショナルの8ビット、3GSPS超高速A/DコンバータADC083000、消費電力がわずか111mWで、100kHzオフセット時に-116dBc/Hzと業界最高の位相ノイズ特性を提供し、ADC083000のダイナミック・レンジを最大限に生かすシングルチップPLL+VCO(フェーズ・ロック・ループ+電圧制御オシレータ)LMX2531と、複数のエネルギー効率の高いパワーマネジメントICで構成されています。

<価格と供給>
LMH6515とLMH6552の1,000個一括購入時の価格は、それぞれ700円、520円、LMH6555の100個一括購入時の価格は780円で、いずれもすでに出荷が開始されています。製品の詳細情報およびサンプルの注文についてはそれぞれ、
http://www.national.com/pf/LM/LMH6515.html
http://www.national.com/pf/LM/LMH6552.html
http://www.national.com/pf/LM/LMH6555.htmlをご覧ください。

ナショナルはその広範なアンプ製品ラインナップを、WEBENCH®オンライン設計支援ツールのAmplifiers Made Simple®によりサポートしています。これらのオンライン設計支援ツールは、webench.national.com/jpnでご利用ください。アンプを使った設計に関しては、ナショナルのオンライン・セミナー(http://www.national.com/JPN/onlineseminar/#amps)で詳しく紹介しています。

3種のリファレンス・デザイン・ボードも、すでに出荷が開始されており、1 個購入時の価格は、ADC14V155KDRBとADC14DS105KARBがともに100,000円、ADC083000RBは620,000円です。リファレンス・デザイン・ファイルは無料で提供しています。ナショナルのシグナルパス・デザイン・リソースに関する詳細情報およびナショナルのリファレンス・デザイン・ボードの注文については、signalpath.national.com/jpnをご覧ください。

ナショナルのPowerWiseブランドについて
PowerWiseブランドは、ナショナルのエネルギー効率の高い製品ラインナップに用いられる商標です。PowerWiseブランドは、部品レベルで性能に対して優れた電力効率を発揮する製品、ナショナルの他の製品との組み合わせにより極めて優れたエネルギー効率のソリューションを提供する製品です。PowerWise製品ファミリは、高いエネルギー効率を提供するパワーマネジメントIC、オペアンプ、インタフェースおよびデータ・コンバージョン製品で構成されます。ナショナルのPowerWiseブランドの詳細については、http://www.national.com/JPN/powerwiseをご覧ください。

高解像度の製品画像は米国本社のフォト・ギャラリで入手できます。

<商標>
Amplifiers Made Simple、LLP、PowerWise、WEBENCHおよびNational Semiconductorはナショナル セミコンダクター コーポレーションの登録商標です。その他のブランドおよび商標または登録商標は、各社の所有に属します。

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ナショナル セミコンダクター は、世界をリードするアナログ企業として高性能アナログICやサブシステムを提供しています。ナショナルの製品ラインナップは、電源IC、ディスプレイ・ドライバ、オーディオ・アンプ/オペアンプ、インタフェースICおよびデータ・コンバージョン・ソリューションなどの最先端のアナログICで構成されています。携帯電話などのワイヤレス・ハンドセット、ディスプレイのほか、通信インフラ、医療、自動車、産業、計測/測定機器などの市場をターゲットとしています。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2007年5月27日に終了した2007会計年度の売上高は19億3,000万ドルでした。

ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(資本金 42億750万円)は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約110名です。

ウェブサイト・アドレス:
ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社: http://www.national.com/JPN/
米国本社:http://www.national.com/

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〒135-0042 東京都江東区木場2-17-16ビサイド木場
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